B-KING

since 2008

スポンサーリンク

裸の王様

2001年、東京モーターサイクルショーにてSUZUKIはあるコンセプトモデルを出品する

2001 SUZUKI 「B-KING CONCEPT」

新鋭的でマッチョなネイキッドスタイルに隼のエンジンを搭載して登場

当時、SSのカウルを取り払うカスタム、ストリートファイター化ブームが起こっていた

そこにSUZUKI公式のハヤブサストリートファイターカスタムに会場はどよめいた

1999 SUZUKI 「GSX1300RHayabusa」

しかも只ハヤブサのエンジンを載せただけじゃなくてスーパーチャージャーで過給するという

胸が熱くなる要素の塊みたいな「B-KING CONCEPT」に当然市販化の要望も多く寄せられた

そして月日が流れて

B-KING CONCEPTのことなど忘れかけた、5年後

2006年 やっと市販化 発売

2006 SUZUKI 「 GSR400 」

と思ったら、ん?なんか小さい

B-KING CONCEPTのデザインコンセプトを受け継いだGSR400が先にデビュー

B-KINGはいまだにコンセプトモデルで2006年のモーターショーに再び展示

そしてさらに月日は経って2008年 B-KINGがついに市販

2008 SUZUKI 「B-KING」

発表から市販まで7年は長かった、正直新鮮味が無くなっている

それでもコンセプトモデル同様のドデカい波動砲のようなマフラー乃至ヒートガードは健在で迫力満点

同年、隼もフルモデルチェンジで同じ時期に発売

2008 SUZUKI 「Hayabusa1300」

しかもB-KINGより値段が安い

B-KING : 1,580,000円
Hayabusa1300 : 1,490,000円

通常、ネイキッド版はベースモデルより安くなるものだが、B-KINGはエンジンこそ隼と共通なものの、フレームもホイールも専用品で余計にお金がかかっているので値段に跳ね返るのは仕方ない

そんなことはどうでもいい、市販車初のスーパーチャージャー搭載車に乗れることが大事なんだ

と思いきや

B-KINGのスーパーチャージャーはオミットされて自然吸気エンジンで発売

残念ながら過給機は時期尚早だったか隼のエンジンをネイキッドらしく多少低速よりにセッティングしての搭載に留めた

メガスポーツ級のネイキッド自体そんなに需要もなく、結果としてあまり 売れなかった

B-KING SPEC

年式2008年式
車両型式GX71A
原動機水冷4ストロークDOHC 4バルブ並列4気筒
排気量1340cc
内径×行程81×65mm
最大出力183PS/9,500rpm135kW/9,500rpm
最大トルク14.8kgf-m/7,200rpm145.1N・m/7,200rpm
乾燥重量235kg
車両重量260kg
全長2245mm
全幅800mm
全高1085mm
軸間距離1525mm
シート高805mm
タンク容量16.5L
変速機常時噛合式6段リターン
駆動機構チェーン
タイヤF 120/70ZR17R 200/50ZR17
ブレーキF ダブルディスクR ディスク
価格 1,580,000円(税抜)

注:仕向地等で誤差あり