since 1978
七転び八起きSR
第1回、2回パリダカールラリー連覇のオフロードモデル「XT500」のエンジンを400ccまでダウンさせて載せたオンロードモデルとして誕生したのが「 SR400 」である
YAMAHA XT500
スリムで軽量コンパクト、シンプルなバイクらしいバイクの形でSR400は人気を博した
兄弟車に本来の排気量のエンジンの「SR500」もいる
免許事情によって日本では400が多く見かけるが海外では500が多い
翌年、モデルチェンジで剛性に優れるキャストホイールになった
しかしこれが「らしくない」と大不評で、翌年スポークホイールに戻りキャストと併売に
1985年、モデルチェンジでドラムブレーキになる
ディスクからドラムに退化するという、なかなかないモデルチェンジ
クラシカルな雰囲気を大事にしたようだ
2001年、モデルチェンジで再びディスクブレーキへ
保安基準には勝てなかったようで穴あきディスクブレーキに進化
2008年、販売30周年記念モデルを発売
しかし排ガス規制の強化に対応できず生産終了
2009年、FI(ヒューエル・インジェクション)に進化して規制を突破して復活
色々追加変更されているはずなのに初代の面影から変わっていないのがすごい
2013年、35周年記念モデル
2017年、再び排ガス規制の強化で生産終了
2018年、再び復活を発表
排ガスをきれいにすべくキャタライザーの強化とキャニスターの装着で規制を突破
40周年記念モデルも発売
職人の手作業によるサンバースト塗装のタンクや真鍮音叉エンブレム、電鋳SRエンブレムを奢る
しかし2021年 新たな排ガス規制にやむを得ず再び生産終了
SR400 Final Edition
YAMAHAでは珍しいファイナルエディションを販売
本当に最後なのか‥
SR400 SPEC
年式 | 1978年式 |
---|---|
車両型式 | 1JR |
原動機 | 空冷4ストロークOHC 2バルブ単気筒 |
排気量 | 399cc |
内径×行程 | 87.0×67.2mm |
最大出力 | 27PS/7,000rpm20kW/7,000rpm |
最大トルク | 3.0kg-m/6,500rpm29.4N・m/6,500rpm |
乾燥重量 | 158kg |
車両重量 | 172kg |
全長 | 2105mm |
全幅 | 845mm |
全高 | 1095mm |
軸間距離 | 1410mm |
シート高 | 790mm |
タンク容量 | 12L |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
駆動機構 | チェーン |
タイヤ | F 3.50 19R 4.00 16 |
ブレーキ | F ディスクR ドラム |
価格 | 310,000円(税抜) |
注:仕向地等で誤差あり