SDR

since 1987

スポンサーリンク

軽量化に勝るチューニング無し

当時としては珍しいトラスフレームにトリプルコンポジットメッキを施し

DT200Rのエンジンを載せたライトウェイト単気筒スポーツがSDRである

SDRは「 Slim Dry Rich 」の略

徹底的に軽量されているボディは乾燥重量105kg

とにかくスリムでタンクも9Lしかない

軽量化のためにスポーツモデルでありながらタコメーターすらない

シンプルすぎて国土交通省から怒られたとか

カタログには「世の中には不必要なものが多すぎる」とあり

純粋に運転を楽しんでもらうためにタンデムシートなんて軟派なものは無く一人乗り

パワーウェイトレシオは3.08kkg/PSとなかなか刺激的

軽量な車体でワインディングでは異次元の速さ

しかしスパルタンすぎたのとカタログスペック的にはいま一つ

レーサーレプリカ全盛期もあって、人気が出ずに2年で生産終了

一部のライダーには非常に好評だったが

SDR SPEC

年式1987年式
車両型式2TV
原動機水冷2ストローククランクケースリードバルブ単気筒
排気量195cc
内径×行程 66×57mm
最大出力34PS/9,000rpm24.1kW/9,000rpm
最大トルク2.8kgf-m/8,000rpm20.2N・m/8,000rpm
乾燥重量105kg
車両重量115kg
全長1945mm
全幅680mm
全高1005mm
軸間距離1335mm
シート高770mm
タンク容量9L
変速機常時噛合式6段リターン
駆動機構チェーン
タイヤ90/80-17 46S110/80-17 57S
ブレーキF ディスクR ディスク
価格 379,000円(税抜)

注:仕向地等で誤差あり