DN-01

since 2008

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来なかった近未来

車名の由来は、「 Discovery of a New Concept 」

近未来感漂うスタイルで市販されたHONDAのATスポーツクルーザー、2007年の東京モーターショーで参考出品された姿がそのままの形で販売となった

低くかまえたスタイルに低いシート、クルーザーのようなゆったりとした乗車姿勢

17インチタイヤでシャフトドライブ駆動に片持ちスイングアーム「プロアーム」を採用

最大の特徴であるオートマチックトランスミッション

油圧機械式無段階変速機「HFT」と呼ばれる新開発の専用品

変速ショックが無くて、ダイレクト感はある優れモノ

スポーツ走行のできるクルーザーをスクーターのように気軽に乗れる、良い所取りのバイクを目指した

外観や技術的にはとても優れたバイクであるが、ユーザーの声として

クルーザーとしては小さすぎる風防半端な排気量、味のないエンジン

スクーターとしては収納性が極めて小さく

スポーツバイクとしては足を前に投げ出す乗車姿勢と回らないエンジンがつまらない

中途半端バイクとして酷評されることが多かった

他に免許制度の観点からも壁があった
2000年頃のビッグスクーターブームの影響もあってか、2005年に
「 AT限定大型自動二輪免許 」はというものが設立され、650ccはまでの大型ATバイクに乗れるようになった

しかしDN-01は680ccである

大型自動二輪免許を持ってる人はリッターマシンに乗ることが多く、AT限定免許を持ってる人はDN-01に乗れない

その後も人気は出ずに、1年ちょっとで生産終了になった、近未来感のすごいDN-01だったが未来に残る台数は少なそうである

ちなみに仮面ライダーディケイドのバイクになった

マシンディケイダー

DN-01 SPEC

年式2008年式
車両型式RC55
原動機RC55E水冷4ストロークOHC 4バルブV型2気筒
排気量680cc
内径×行程81.0×66.0mm
最大出力61PS/7,500rpm45kW/7,500rpm
最大トルク6.5kg-m/6,000rpm64N・m/6,000rpm
乾燥重量?kg
車両重量269kg
全長2320mm
全幅835mm
全高1115mm
軸間距離1610mm
シート高690mm
タンク容量15L
変速機油圧機械式 HFT
駆動機構シャフト
タイヤF 120/70ZR-17R 190/50ZR-17
ブレーキF ダブルディスクR ディスク
価格 1,180,000円(税抜)

注:仕向地等で誤差あり