since 1992
好きなものに囲まれて暮らしたい
「SUZUKI」 と 「Water Design」社の共同開発1号だから「SW-1」
WaterDesignが手掛けた工業製品で有名なのはnissan「Be-1」、どこか通ずるものがある
1987 nissan 「 Be-1 」
デビューは1989年の東京モーターショーでコンセプトモデル「SW-1」が発表
1989 コンセプトモデル SUZUKI 「 SW-1 」
フルカバードのレトロデザインが個性的、ダミータンクにはツールボックス
ヘルメットを収納できるサイドケース
ホワイトリボンタイヤや水冷V型2気筒エンジンを搭載してのコンセプトモデルの発表だった
反響大きく、市販化の流れで大まかなデザイン以外は大きく変更されることとなる
まず搭載されるエンジンが水冷Vツインから空冷単気筒となった
20馬力の非力なエンジンでは乾燥重量168kgのボディには小さかったようで
鈍重とはこのバイクのためにある言葉
それでもシティコミュニティ(街乗り)バイクとして世に出たための装備には目を見張るものがある
靴を選ばないシーソー式ペダル
安定感のある大きめのタンデムステップ
万一の転倒時にボディを守るガード
メンテ不要で静粛性の高いベルトドライブ
利便性の高いトランクスペース
しかしサイズ縮小でサイドトランクはヘルメットが収納できなくなってしまった
人気のほうは、販売価格が688,000円とかなり高額なことと、低い動力性能が足を引っ張って
さっぱり売れなかった
おそらく1400台ほどしか売れていない
一部では走る便器とか言われて、販売末期は投げ売り状態だったのに
生産終了後からじわじわ人気がでてしまい販売台数の少なさも拍車をかけて
中古価格がすごく高い
SW-1 SPEC
年式 | 1992年式 |
---|---|
車両型式 | NJ45A |
原動機 | J421空冷4ストロークSOHC 4バルブ単気筒 |
排気量 | 249cc |
内径×行程 | 72.0×62.2mm |
最大出力 | 20PS/8,000rpm14.7kW/8,000rpm |
最大トルク | 2.1kgf-m/5,500rpm20.5N・m/5,500rpm |
乾燥重量 | 168kg |
車両重量 | 183kg |
全長 | 2105mm |
全幅 | 840mm |
全高 | 1095mm |
軸間距離 | 1380mm |
シート高 | 770mm |
タンク容量 | 10L |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
駆動機構 | ベルト |
タイヤ | 110/80-16 55S140/70-15 55S |
ブレーキ | F ディスクR ドラム |
価格 | 688,000円(税抜) |
注:仕向地等で誤差あり
余談
新車で売ってるころは人気がなくて、販売末期では値引き額30万円とかで売ってた